５日目・我姫南於の場合

狐「一度やってみたかった！ライオンごっこ！！」
南「・・・・・手汗がすごいんだが」

狐「・・・・・・・・・」
南「・・・・・・・離せ」
狐「やだ」
南「はなせええええええええええ」
狐「やだあああああああああああ」
南「ふんっ（振りほどき」
狐「あぁぁぁぁ」
南「・・・・すっげぇじっとりしてる」
狐「興奮がにじみ出ちゃったんだよ」
南「なら仕方な・・・・いなんて言うか馬鹿」
狐「仕方ないじゃない！愛の結果なんだから！！」
南「こんな気持ち悪い愛なんているか！！」


狐「では、５日目の対談でーす」
南「さっきのくだりは無視か」
狐「敢えてスルーするのが優しさだと思う」
南「悪かったな、優しくなくて」
狐「でもそんな南於がすきっ！！（がばっ」
南「寄るな（頭をガッ」


狐「南於はさ・・・どんなオタクなの？」
南「いきなりなんだ」
狐「いやーなんか見る限りじゃ色んなものに手を出してるから・・・」
南「色んなものっていっても基本はアニメや漫画だぞ」
狐「ゲームもでしょ？」
南「PCでプレイするゲームは多いが・・・一般のものには殆ど手を出さないな」
狐「へぇ、ラブプラスとか惹かれなかったの？」
南「興味が無かったといえば嘘になるが・・・俺には新がいるからな」
狐「やだ、惚気？」
南「いや、嫉妬が怖い」
狐「・・・・あー、確かに（笑」
南「ギャルゲのキャラにさえ嫉妬する奴だからな・・・どうなるかなんて想像したくもない」
狐「私は正直見てみたい」
南「それでも保護者かお前」
狐「これでも保護者デス☆」
南「・・・イラッ」

狐「アニメとか漫画は幅広く読んでるみたいだねー」
南「一瞬でも興味を惹かれたらどんなものでもとりあえず見てみるな」
狐「少女マンガとかでも？」
南「？　まぁ、普通に読むな」
狐「まぁ、読んでても許されそうだよね・・これだからイケメンは・・・・」
南「それは褒めてるのか？貶しているのか？」
狐「どう考えても褒めてる」
南「嘘吐け」


狐「新の事はどう思ってるの？」
南「どうって・・・・」
狐「好き？」
南「・・・・まぁ」
狐「このキャラ（ギャルゲのパッケージ）とだったらどっちの方が好き？」
南「・・・・・・・・・」
狐「・・・・・・・・・」
南「・・・・・・・新（ぼそっ」
狐「（間がなげえ・・・・）」
南「こんな俺を好きだなんてホント物好きだけどな」
狐「お？」
南「なんだよ？」
狐「いんや、別にー（にこにこ」
南「？　変な奴だな」
狐「（今の顔、絶対自覚してないよなぁ・・・）」



他人に新の話をするときはちょっと表情が緩む南於
新も南於自身も気付いてないけど結構、愛されてるみたいだよ！